こんにちは、くまです。
この記事では読者の方からの最も質問が多い「どのビザ取って行けばいい?」について簡潔に解説していきます
そもそもビザって何なの?
カナダで美容師として働くためにはどのビザが必要?
こういった疑問に答えます
- 結局「ビザ」とは何なのか
- カナダで美容師として働けるビザの3つの候補
- 【まとめ】コレを選べば間違いない!年齢別のおすすめビザとその理由
この記事を書いている私は
- カナダ在住歴5年
- ワーホリビザ・就労ビザの取得経験あり
- 美容師としてカナダ永住権を取得
こういった私が海外未経験の方にも分かりやすく説明します
結局『ビザ』って何なの?
海外の美容師情報を検索するとよく目にするビザ
まずビザって何?
って人もたくさんいると思います
まずはビザとは何なのか、簡単に説明します
ビザとは渡航先の国が出す入国許可証
渡航先の国はその国の安全を守るために
犯罪者、不法滞在者などの問題のある人が入ってこないよう
あらかじめ入国する人を審査して許可証を出します
パスポート | 日本側が発行する身分証明書 |
---|---|
ビザ | 滞在国側が発行する入国許可証(身分証) |
同時にこのビザが渡航者の身分証明書の役割ともなります。
そして、このビザの種類によって滞在中にできる以下のことが変わります
- 滞在可能な期間の長さ
- 「働くこと」ができるかどうか
- 「学校で授業を受ける」ことができるかどうか
では実際に美容師として働くために必要となるビザの種類を見ていきましょう
カナダで美容師として働けるビザの3つの候補
候補1.ワーキングホリデービザ
滞在期間 | 1年 |
年齢制限 | 18歳~30歳(31歳の誕生日までに申請すればOK) |
就学 | ◯ (6ヶ月以内であればOK) |
就労 | ◯(フルタイムでもパートタイムでもOK) |
ビザ取得に必要なお金 | 3万円ほど |
✔️「一生に1度だけ使えて、最も自由度が高い最強のビザ」
・1年間の滞在期間のうち就労・就学どちらとも可能
・年間のビザが発給できる定員に決まりがある(2022年は6,500人と設定されています)
✔️ほとんどの美容師さんがこのビザで働き始めます
・このビザの滞在期間中に「1~3ヶ月語学学校→美容室で働き始める」という選択をビザの変更なしでできる
候補2.就労ビザ
滞在期間 | 発行時にカナダの移民局の判断で決まる(大体2年だが、1年の時もある) |
年齢制限 | なし |
就学 | ✕ |
就労 | ◯ フルタイムでほど働くことが条件(週最低40時間ほど) |
ビザ取得に必要にな金額 | 40万円ほど |
✔️31歳以上の方でカナダで美容師を始めたい方
✔️ワーホリ終了後、カナダに残りたいor移民を目指す方
✔️働くお店からの「ビザサポート」が必要
・基本的に「一定期間(3ヶ月以上)ワーホリなどで働いてオーナーと信頼関係を築いた上で」お店からサポートが受けられる
・31歳以上の方はワーホリが使えないので、このビザが入口となることが多い(渡航前に働きたいお店のオーナーに連絡を取り、ビザのサポートが受けられるか相談する必要があります)
候補3.Co-opビザ
滞在期間 | 学校の期間による(最高で2年間、滞在可能 ※半分は学校に通う期間) |
年齢制限 | なし |
就学 | ◯(学生ビザ+インターンという形) |
就労 | △学校に通う期間(前半半分)はパートタイムとして20時間就労可。インターン期間(後半半分)は週40時間働けます |
ビザ申請費用 | 3万円ほど |
✔️学校メインで美容師としても働いてみたい方におすすめ
✔️学費に年間で100万円ほどかかるので予算に余裕のある方
このビザは学生ビザの延長として、学校のプログラムでインターン(就労体験)ができるビザです
この制度を使ってホスピタリティ(接客サービス)の学校に通いながらインターンとして美容室で働く方もいます
※将来的に永住権を申請する予定の方は注意!
「このビザで働いた期間は学校のプログラムの一環(インターンとしての労働)という形になるので、永住権の申請時に就労経験としてカウントされません」
その他のビザについて(応用編)
働く前に学校に通いたい人が、上記のビザで働ける期間を節約するため
観光ビザや学生ビザで入国して学校に通った後に、働けるビザに切り替える人がいます
ここで軽く紹介しておきます
観光ビザ
滞在期間:6ヶ月まで
年齢制限:なし
就学:6ヶ月以内であれば◯
就労:✕
✔️6ヶ月以下の期間語学学校に通ってから、働けるビザに切り替え美容師をスタートしたい方の候補
最初に観光ビザでカナダに来て語学学校(6ヶ月以下)に通ったあとに、働けるビザに切り替えてる人もいます
日本のパスポートを持っていればパスポートが観光ビザ(入国許可証)の代わりになるのでビザの申請の必要はありません(ただし、入国の際に「帰国することができる状態」を証明する必要がある為、往復の航空チケットが必要です)
学生ビザ
滞在期間:学校の期間
年齢制限:なし
就学:◯
就労:✕
✔️6ヶ月以上語学学校に通ってから、働けるビザに切り替え美容師をスタートしたい人の候補
観光ビザは半年しか学校に通えないので、6ヶ月以上学校に通いたい場合はこちらのビザで学校に通ってから、働けるビザに切り替える方もいます
【まとめ】コレを選べば間違いない!年齢別のおすすめのビザとその理由
結局「海外で美容師する」なら、どれで行くのが一番良い?
結論にいたる理由と、実際に私が見てきた美容師さんの例を交えて解説していきます
結論:30歳以下の人はワーホリがベスト、31歳以上の人は就労ビザ
30歳以下の人がワーホリがベストな3つの理由
- 簡単にスタートできる
- 途中で計画を変えられる
- 移民に繋がる
簡単にスタートできる
ワーホリで渡航するのが「美容師さんが海外に挑戦したいと思ってから行動できるまで、一番最短で簡単な方法」です
50万円ほどのお金を貯めれば、1ヶ月後にでもスタートできます
途中で計画が変えられる
ワーホリは先にすべて計画を決めなくても
ビザの変更なしで途中でプランの変更ができます
- 最初に3ヶ月学校に通った後に美容室で働く予定できたが、旅行のためのお金を貯めたいので途中からパートタイムで働き始める
- 来てすぐ働き始めたが英語力に課題を感じ、短期や夜間の語学学校に通い始める
実際見てきた美容師さんの中で、上記のようなパターンの方をよく見かけました
ワーホリ終了後、移民に繋がる
ワーホリ期間に働いたお店で就労ビザをサポートしてもらい
カナダに残り移民を目指すチャンスもあります
移民を目指す際に後から影響する大きな利点として
ワーホリでフルタイムで働いた職歴は移民申請時のポイントに加算されます(Co-opは加算されない)
31歳以上の人が就労ビザがおすすめな理由
31歳以上の方は年齢制限によりワーホリのビザが使えません
カナダで美容師で働こうと思うと選択肢は「就労ビザ」か、 「Co-opビザ」の2つです
渡航する理由が勉強や経験のためと確立している場合はCo-opビザで良いでしょう
もし「移民できるチャンスがあるならしたい」と少しでも考えているのであれば、移民する際に大きくポイントに関わるため就労ビザで働き始めることを強くおすすめします
詳しくは【永住権】の記事にて説明します
補足
※ビザの情報は常に変わります
行動する前に、ご自身で情報を再確認することが必須です。カナダ移民局の情報をチェックする習慣を心がけてください
ここまで読んでくれてありがとうございました
これからも分かりやすいブログを目指していきます
では!
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1.ビザを取得
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